自動車のフルモデルチェンジは、4年から7年前後で行われることが多いですね!
フルモデルチェンジは、その車、車種のデザインや性能の向上など新しいモデルへと進化することを目的にしたモデルチェンジです。
モデルチェンジには、マイナーチェンジというのもあります。
マイナーチェンジは、新型車の発売後、1年、2年で改善されることをマイナーチェンジと言っています。
マイナーチェンジは、デザインの微妙な変更やエンジン、駆動系の変更など色々あります。
マイナーチェンジとフルモデルチェンジは、メーカーからの発表はあるので区別できます。
ほとんどの場合、発売から1年、2年、3年までに変更されるのが、マイナーチェンジでその変更は様々で大幅の変更もあれば、少しの変更もあります。
一方、フルモデルチェンジは、発売から4年以上経過した車に行われる大幅な変更が、フルモデルチェンジになることがほとんどです。
フルモデルチェンジは、新型車の発売のため、旧モデルの値引き率が大きくなる事は殆どです。
フルモデルチェンジ前には、旧モデルの在庫を処分するために大幅な値引きが期待できますが、ここで新型車の発売が噂される中、旧モデルの購入は得なのか損なのか?
どれくらいの値引きが期待できるのか?
などなど、フルモデルチェンジ後の旧モデルの購入は、値引きが期待できる反面、その車の値打ち、価値は下がっています。
価値が下がっておるということは、その旧モデルを購入して売却する際に査定価格が下がっているということです。
モデルチェンジ後の売却や査定は後ほど紹介するとして、旧モデルの値引き、いかにして安く購入するかですね!
フルモデルチェンジ後の旧モデルには、大きく分けて2つあると思います。
大幅にデザインも性能も変更され、旧モデルの価値も大きく下落するケースとフルモデルチェンジとは言え、それほどの変更や性能アップはないケースです。
前車のモデルは、旧車の価値、価格が下落するリスクが高く、旧車を購入する際には大幅な値引きがない場合は、購入は損をするケースも予想されます。
後車は、旧車の価値、価格はフルモデルチェンジ後、一時的に下落するといえますが、下落が限定的になることも少なくなく、旧車の値引きが大きい場合は、お買い得になることも考えられます。
例えば、ジムニーのフルモデルチェンジ、JB23からJB64へのモデルチェンジでは、大幅なデザインチェンジがあり、新型車が人気が高くなったことで旧モデルの価値、価格の下落が見られます。
逆にスズキ車ならハスラーのフルモデルチェンジでは大幅なデザインチェンジが行われず、旧モデルの価値、価格はそれほどの下落ではないこともあります。
このようにフルモデルチェンジでもモデルチェンジの度合いによっても旧モデルの人気への影響も違ってきます。
ただ、フルモデルチェンジ後の旧モデルの新車価格の値引きは結構な値幅であることから旧モデルでも問題がない方にはお買い得になることも多いといえます。
車種や新車価格にもよりますが、フルモデルチェンジの発表後の旧モデルの値引きは、50万円以上になることも少なくありません。
車がフルモデルチェンジを発表することで旧モデルの市場価値は、ほとんどの場合、下落します。
中古車販売価格もフルモデルチェンジされた車種は、下落しますよね!
中古車販売価格が下落するということは、売却の際の査定価格も下落するということです。
ただ、フルモデルチャンジ後の旧モデルの下落には法則があると考えています。
それは、フルモデルチェンジされ、新型車が発売された直後は、買い替えなどで旧モデルの中古車流通台数は一時的に増加します。
これによって旧モデルの中古車価格は、流通台数に比例して下落し、フルモデルチェンジ直後の旧モデルの査定価格は、最低価格になると思われます。
そうです。
フルモデルチェンジ直後が、旧モデルの査定が一番、低くなる事が多く、新型車が発表されたからと言ってすぐに買い替えすることはさけ、ある程度落ち着いてから売却する方が、買取価格は、高くなることが多いといえます。
フルモデルチェンジが発表直後やモデルチェンジ前の旧モデルの売却では色々と注意が必要です。
下手にフルモデルチェンジ後に売却することで損をすることも少なくありません。
自動車のフルモデルチェンジ前、直後は、旧モデルを売却してニューモデルへの買い替えや旧車になる前に売却するオーナーも多くなることから中古車価格は一時的に下がることが多く、このタイミングで売却すれば、買取価格は、旧モデルでも最低金額になることも少なくありません。
モデルチェンジ直後は、旧モデルの査定価格が一番下がることが多いといえます。
その理由の1つが、モデルチェンジ直後は、旧モデルからの買い替えが多くなることから売却する台数が増え、中古車市場への流通台数が増えることで買い取りする側も査定価格を控えることが多くなり、査定価格は下がります。
ただ、この下げも一時的になることも多く、少し時間を経てば、中古車価格も落ち着き、上がることがほとんどです。
モデルチェンジ発表直後やモデルチェンジ直後の売却を避け、少し様子を見てからの売却のほうが良い結果になるといえます。
フルモデルチェンジが行われると旧モデルの買取価格が下がっていくと思われる方も多いようですが、フルモデルチェンジされたからと言って査定価格が下がっていくことはなく、一時的に下げますが、その下げも少し戻って落ち着くことがほとんどです。
その後は、年式や走行距離、程度相応の査定価格、買取価格になるので、慌てて売る必要はないといえます。
また、モデルチェンジ後の旧モデルは、ディーラーの下取りはあまり期待できません。
旧モデルの査定は、車買取一括査定サイトを利用して高値査定を出してくれる業者を探しましょう!
フルモデルチェンジは、旧モデルのオーナにとっては、マイナス要素でしかありません。
愛車が旧モデルになり、自動車としての価値が下がりのはもちろん、デザインの大幅な変更があった場合、旧モデルの車は古さを感じることも少なくありません。
旧モデルになり、売却する際の買取価格も大幅に下がることも少なくなく、フルモデルチェンジは、旧モデルのオーナーにとって良いことは殆どありません。
ただ、自動車のフルモデルチェンジの時期は大体予想がつく事がほとんどで、その車種が何年置きくらいでモデルチェンジされてるのかくらいは知っていて損はなく、その時期になってきたら売却や買い替えを考えることも一つの方法です。
自動車のモデルチェンジは、イベントですので、数年に一度は行われます。
モデルチェンジ前に新車を安く手に入れるということも出来る一方、モデルチェンジで、売却の際に査定価格が予定よりも下がることもあります。
自動車を購入した際には、その車のフルモデルチェンジ時期だけは、おおよそでいいので把握しておきましょう!
ほとんどの乗用車は、7年前後でフルモデルチェンジが多く、その間にマイナーチェンジを1、2回することが普通です。