高速道路には、左側の車線を走行車線、一番右側の車線を追い越し車線と呼びます。
高速道路の走行車線は、普通に走行するための車線?
普通に走行?
自動車専用道路としての高速道路の役割は、早く到着地点に到着することですよね!
自動車を走行することは当たり前です。
普通に誰でもがわかることを文字で説明することは非常に難しいですね!
高速道路の走行車線は、高速道路を安全に走行するために決められた、法定速度内で走る車線です。
では、高速道路の一番右端の追い越し車線はどのような役割か?
高速道路の右側の車線、追い越し車線と呼ばれる車線は、走行車線を走行している車を追い抜かすための車線です。
その他にも高速道路には、登坂車線という、坂道で速度が出ない車のための車線もあります。
登坂車線がないと坂道で速度が減速して渋滞の要因にもなります。
このように、高速道路の車線にはそれぞれの役割、安全に走行するための工夫や渋滞を緩和するための工夫がされています。
高速道路の追い越し車線、右側の車線は、追い越しするための車線で、走行を続けることは基本できません。
高速道路で右側車線を走り続けると違反になることは、あまり知られていません。
普通に追い越し車線を走り続ける車は多いですよね!
特に急いで走っている車、早く走る車は、追い越し車線を走ることが多く、追越車線で遅く走っている車には、パッシングされることも多々あります。
もちろん、追越車線を走ることは違反ではありません。
走行車線を走っていて、前に遅い車があった場合、追越車線に車線変更して追い越す事ができます。
そうです、追い越し車線は、走行車線を走っている際に、前の車をパス、追い越しする際の車線です。
追い越しが完了したら、走行車線に車線変更するのが基本です。
では、追越車線をそのまま、走り続けた場合、違反になるのか?
なります。
追越車線を走り続けた場合、「通行帯違反」になります。
高速道路の右側車線、追越車線を走り続けると「通行帯違反」になり反則切符を着られることになります。
※違反点数1点/反則金6000円(普通)・7000円(大型)
高速道路の追越車線を走り続けることでの違反「通行帯違反」になることはおわかり頂けたと思います。
ついでに、高速道路走行中の注意として路肩走行があります。
渋滞や出口付近の渋滞で、路肩を走っている車を見かけますよね!
ひどいときには、路肩にも渋滞している光景も見かけます。
しかし、高速道路の路肩を走行できるのは、緊急自動車だけです。
路肩を走ることも停車することも違反になります。
故障や緊急の理由がない限り、路肩への駐車は禁止されています。
路肩走行での違反は、「通行区分違反」になります。
※違反点数2点/反則金6000円(普通)・12000円(大型)
3車線の購読道路を走っていて、中央の車線、第2走行車線に遅い車が走っている場合、普通は、右側から追い抜くのが基本です。
この場合、追越車線に車線変更して追い抜くことになります。
仮に、左側の車線、第1走行車線から追い抜くとどうなるのか?
高速道路では、左側から追い抜くことは違反になります。
高速道路で、前の車を追い抜く際には、右側から追い抜くことが基本になります。
左側が空いているからと言って左に車線変更してうっかり追い抜いて場合、違反になりますし、もしその行為で事故になれば、過失が大きくなります。
高速道路で追い越しする際には、右側からの追い越しをしないと違反「追い越し違反」になります。
※反則点数1点/反則金6000円(普通)・7000円(大型)
高速道路の追越車線を走り続ける車の多くが、あおり運転も同時にしていることが多いですね!
追越車線を走る車の多くが、高速走行で、前に車があると必要以上に近づき、車線変更を催促するシーンを良く見かけます。
ただ、最近では、あおり運転、危険運転は厳罰な処分がくだされます。
追越車線を走行するだけなら「走行体違反」ですが、これにあおり運転が加わると、一発免停にもなりかねません。
また、高速道路のあおり運転は、大変危険です。大事故につながることも多いと言えます。
高速道路の追越車線を走り続ければ、あおり運転をするリスクも出てくると言えます。
高速道路の右側車線は、走り続けると違反になりますが、片側2車線、3車線の一般道、バイパスなども右車線を走り続けたらだめなのか?
このような、疑問を持つ方も多いのではないでしょうか?
一般車線の右側車線は、高速道路のような追越車線と言う訳ではありません。
基本、一般道の複数車線は、走行車線で渋滞の緩和や交通量が多い道路です。
どの車線を走っても問題はありませんが、右側車線は、比較的早く走りたい方が優先になっているところが多いですね!
ですので、一般道でも右側車線は、比較的、速い車、急いでいる車が多く、とろとろ走ると迷惑になることもあり、煽られることもあります。
最近は、あおり運転が厳罰されるので煽られることは少なくなったと言えますが、一般道でも右側車線は、早く走る車の車線だと言えます。
そのため、一般道の右側車線は、スピード違反での検挙が多い車線でもあります。
右側車線を法定速度以上で走行していると捕まるリスクが非常に高くなると言えます。
一般道で複数車線があるような道路は、スピードも出やすい道路が多く、右側車線をスピードを出して走っていると目をつけられることが多くなり、知らぬ間に後ろで白バイやパトカーのサイレンが鳴っているということもあります。
高速道路の右側車線を走り続けての「通行帯違反」よりも手痛い違反になることも多いので注意しましょう!
特に知らない土地で、片側3車線以上の道路を走行する際には、右側車線の走行は避けたほうが良いと思います。
ついつい、広い道路ではスピードが出る音が多く、法定速度を超過することが多くなりますからね!
一般道の右側車線は、高速道路の追越車線のような規制はありませんが、それ以上の手痛い目にあうこともあります。