ガソリン税の話は、ガソリン価格が高くなってくると騒がれますよね!
普段、自動車を運転して燃料を給油するたびに、燃料に価格税金を納税しています。ガソリン税や軽油税、重油税などです。
ガソリン税は、ガソリンに課税せれる揮発油税(きはつゆぜい)と地方揮発油税のことです。
揮発油税(きはつゆぜい)は、主に自動車の燃料、ガソリンにかかる税金です。
また、地方揮発油税も自動車の燃料、ガソリンにかかる税金で、課税対象が、揮発油の製造者や輸入業者になります。
要するに、自動車を動かすために必要な燃料、ガソリンにかかる揮発油税、地方揮発油税の総称が、「ガソリン税」です。
ガソリン税とは、揮発油税、地方揮発油税ということはおわかり頂けたと思います。
では、ガソリン税は、実際幾らかかっているの?
1Lあたり、何円の税金を支払っているの?
ガソリン税の金額を知りたくなりますよね!
ガソリン税の内訳は、
揮発税が、1Lあたりの金額は、48円60銭です。
地方揮発税は、1Lあたり5円20銭です。
合計で、ガソリン税は、53円80銭です。
実は、この税率、本来の2倍の税金が掛けられています。
揮発油税の本来の税率は、28円70銭のところ、1974年より暫定措置として倍の暫定税率が適応され、これが永遠に継続しています。
ガソリンの店頭価格が、120円」前後なら半分近くが、税金ということになります。
次にディーゼル車の燃料の軽油の税金は幾らなの?
軽油は、ガソリンとは、税金が異なります。
軽油の税金の内訳は、軽油取引税、石油石炭税、消費税です。
軽油取引税は、1キロリットルあたり32100円で、1Lに換算すると32円10銭です。
石炭石油税は、1キロリットルあたり2800円で、1Lあたり2円80銭です。
これに消費税がかかるので、実際の軽油の販売価格の半分近くが、税金になります。
自動車の燃料の税金は、ガソリン、軽油ともに半分近い税金がかけられていることになります。
2022年、原油価格の高騰が止まりません。
2022年3月現在、ガソリン価格が170円を超えているスタンドも多く、燃料価格の高騰で、ガソリン、燃料以外の商品の値上げも目立ち始めています。
ここで、ガソリン価格が、高騰した際の政府の対策としてのトリガー条項というキーワードを聞く機会が多くなりましたね!
トリガー条項って何?ガソリン価格が安くなるの?
などなどがいわれることが多くなっています。
では、トリガー条項とは、実際なんなの?
ガソリン価格を安くする切り札なのということを、書きたいと思います。
トリガー条項は、あらかじめ一定の条件を満たした際に発動される条項です。
トリガーとは引き金という意味です。
ここで言う、トリガー条項は、ガソリン価格が高騰してある一定の価格を超えた時点で、トリガーを発動してガソリン税などの税率を下がることです。
他にも原油価格の高騰で補助金などもありますが、実際、補助金は、下乳の輸入元への補助金で、ここへの補助では、ガソリン価格の下落にはつながらないという方も多く、やはり今のガソリン価格の高騰を抑える手段としては、トリガー条項の発動ではないでしょうか?
ガソリン税が軽減されれば、その金額分は、ガソリン販売価格が下がることが出来ますからね!