車の暖房、冷房は、車を快適に運転する上で絶対に必要なものです。
最近の日本の四季は、夏は灼熱の暑さ、冬な極寒になる地域もあります。
冷房がない車を夏に運転するのは不可能に近いと言えます。
また、冬も寒い中、暖房が効かない車などありえないですね!
では、車の暖房や冷房はどのように温度調整しているのか?
まずは、自動車の暖房は、エンジンを冷却する冷却水を利用して空気を温めて循環しています。冷却水は、エンジンが温まると高温になります。冷却水の温度を利用することで温められた空気を送るのでエコな方法で、ファンを動かす電力だけで暖房はできます。
次に、車の冷房です。冷房は、暖房のように冷却水などを利用できません。車を冷房する仕組みは、エアーコンプレッサーで行います。エアコンガス(冷媒)を循環させ、エバポレーターを通過させた空気が冷えた状態で車内に送られます。その他にもエアコンを動作させるためには、コンプレッサーやコンデンサーブロアファンなどの作動が必要で、エアコンガスを冷やすために、自動車のエンジン回転が高くなります。
自動車の暖房のしくみを簡単に上記で紹介しました。
車の暖房は、エンジンの熱を利用した仕組みで、冷却水の熱で空気を温めて車内の送り温度調整するだけの簡単な仕組みです。
空気を温かいところを通して温めているだけですので、コンプレッサー等を利用していないのでエンジンへの負担はほとんどなく、燃費への影響もほとんどないと言えます。
車の暖房をONにした際にエンジン回転が上がるなどはないですよね!
ですので、暖房では、燃費は殆ど変わらないと言えます。
自動車の暖房は、燃費にほとんど影響しませんでした。
では、自動車の冷房は燃費に影響するのでしょうか?
車の冷房、エアコンの仕組みを上記で簡単に紹介しました。
暖房と違い、車の冷房は、コンプレッサーやエバポレーター、コンデンサーなどが必要です。エアコンガスを冷却してそれを利用して空気を冷やすので、エンジンへの負担もあります。
車のA/CをONした際に、エンジンの回転数が上昇しますよね!エアコンを利用してる車は、定期的にエンジンの回転数が高くなります。これにより燃費に影響することはもちろん、自動車のパワー自体も下がります。
排気量の大きな車ならエアコンをONにしてもそれほどパワーダウンを感じませんが、軽自動車や1000ccクラスのコンパクトカーでは、エアコンの仕様で、坂道や高速走行時にストレスを感じることがあります。
このように車の冷房で利用するエアコンは、エンジンへの負担もあり、燃費に影響します。エンジン回転数の上昇で燃料の消費に大きく影響します。