あおり運転、携帯電話使用」など罰則が重くなった交通違反

あおり運転、携帯電話使用」など罰則が重くなった交通違反

2020年前後に改正された交通違反の罰則で重くなった違反、あおり運転や携帯電話使用違反などを書きました。

妨害運転(あおり運転)に対する罰則

社会的にも話題のあおり運転、妨害運転の罰則について調べました。

 

これだけ話題になっても後をたたないあおり運転、最近は、ドライブレコーダーで、あおり運転の摘発も多くなっています。

 

軽い気持ちで、あおり運転して、運転免許の取消などにならないためにも、妨害運転の罰則を書きました。

 

妨害運転(交通の危険のおそれ)
罰則・・・3年以下の懲役または50万円以下の罰金
基礎点数・・・25点
免許取消・・・2年

他の車両などの通行を妨害する目的で「一定の違反行為」出会って、当該他の車両などにおける交通の危険を生じさせるおそれのあるよる行為

一定の違反とは
・通行区分違反
・急ブレーキ禁止違反
・車両距離保持義務違反
・進路変更禁止違反
・追越し方法違反
・減光等義務違反
・警音器使用制限違反
・安全運転義務違反
・低速速度違反
・駐停車禁止違反

 

妨害運転(著しい交通の危険)
罰則・・・5年以下の懲役または100万円以下の罰金
基礎点数・・・35点
免許取消・・・3年

上記の行為により高速自動車国道等において他の自動車を停止させ、その他道路における著しい交通の危険を生じさせた場合


携帯電話使用等に関する罰則の強化

運転中のスマートフォンなどの携帯電話で、電話はもちろん、画面を注視する好意は、携帯電話使用等の違反点数が、2019年12月より3倍、反則金も3倍に引き上げられました。

 

また、交通の危険を生じた場合は、免許停止になり、反則金ではなく1年以下の懲役または30万円以下の罰金になります。

 

携帯電はの使用で酒気帯びの場合は、免許取り消しになります。

 

改定前 改定後

携帯電話
使用など

罰則 5万円以下の罰金

6ヶ月以下の懲役又は
10万円以下の罰金

違反点数 1点 3点
反則金 大型車 7000円 大型 25000円
普通車 6000円 普通車 18000円
二輪車 6000円 二輪車 15000円
原付 5000円 原付 12000円
改定前 改定後

携帯電話使用など
(交通の危険を生じさせた場合)

罰則

3ヶ月以下の懲役又は
5万円以下の罰金

1年以下の懲役又は
30万円以下の罰金

違反点数 2点 6点
反則金 大型車 12000円 大型

反則金制度の対象外
すべて罰則を適用

普通車 9000円 普通車
二輪車 7000円 二輪車
原付 6000円 原付
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