黄砂、花粉の車の洗車、落とし方

黄砂、花粉の車の洗車、落とし方

黄砂、花粉は、厄介な車の汚れになります。シミやこびりつきなど洗車や落とし方を間違えるとボディの傷にも繋がります。黄砂、花粉の洗車の方法を紹介

黄砂とは

黄砂とは、中国やモンゴルなどの乾燥した内陸部で発生した砂嵐や土砂の粒子が風によって運ばれ、大気中を漂って日本や韓国、台湾などの周辺地域に到達する現象を指します。黄砂の主な原因は、以下のような要因が考えられます。

 

自然現象: 中国やモンゴルの内陸部には、乾燥した草原や砂漠が広がっており、風が強く吹くことで砂嵐や土砂が発生します。

 

人為的な原因: 人間活動による砂漠化や森林伐採、土地利用の変化などが、黄砂の発生を促すことがあります。

 

気候変動: 気候変動によって、内陸部の乾燥化が進むことで黄砂の発生が増加する可能性があります。

 

以上のような要因が重なり合って、黄砂が発生することがあります。


黄砂の車の汚れ落とし、洗車

黄砂は、車の汚れの中でも厄介な汚れです。

 

黄砂は、細かな砂、好物も含まれボディに付着した黄砂を安易に拭き取ると傷の原因にも繋がります。

 

車のボディの細かいキズは、目立ちにくいのですが、ボディのキズは、確実に車の光沢を損ないます。

 

また、光のあたり次第では、細かいキズは、すごく目立つこともあり、自動車の価値を大幅に損なう場合もあるので、黄砂の洗車、汚れ落としは注意が必要だと言えます。

 

黄砂の時期は、洗車してもすぐに黄砂の汚れが付着するので、タオルなどを拭き取りたくなりますが、先程も書いたように黄砂は細かな砂、鉱物などで、車のキズの原因になりやすく、黄砂の洗車、落とし方を間違えると大事な愛車をキズだらけにしかねません。

 

黄砂の洗車は、まずは、水である程度洗い流すことです。細かい黄砂の粒子は、水で流すことである程度の取れることが普通です。ただ、長く黄砂が付いたまま、放置していると黄砂が、ボディにこびりつき取れにくくなることも有ります。
そのような黄砂の汚れも水で流しながら柔らかめのスポンジなどで落としながら洗い流すというイメージでキズを付けずに黄砂の汚れを落とすことが出来ます。

 

ただ、黄砂を付かないようにする対策は無く、シャッター付きの屋内のガレージなどに駐車しないかぎり、黄砂は、車の付着します。

 

良く、雨などで黄砂が洗い流せると思われる方もいますが、黄砂の飛散の多くあった跡の雨は、黄砂をより車のボディにこびりつかす原因にもなります。

 

どこまでいっても黄砂は、車の汚れの中でも厄介者です。適切な洗車、水洗いからの拭き取り、直接タオルなどで拭き取るのはご法度です。

 

また、最近のボディコーテングは、黄砂の細かいキズからボディを保護することも可能だといえます。


花粉による車の汚れ

花粉の時期、主に春先から初夏にかけて多く飛散します。

 

花粉と言っても花木の種類によって違いますが、車の汚れが多くなる花粉といえば、スギ花粉、ヒノキ花粉です。

 

また、花粉の時期は、上記で紹介した黄砂の時期と重なることから車の汚れが花粉か黄砂なのかわかりにくいといえます。

 

花粉も黄砂も黄色っぽい汚れになることから車につくこの時期の汚れは、黄砂、花粉と区別がつきにくいともいえます。

 

花粉は、黄砂ほどボディへのダメージは少ないですが、黄砂と花粉の区別がつきにくいことから花粉と思って安易にタオルなどで拭き取ると黄砂も混ざっていて、キズの原因になることもあるので注意が必要です。

 

花粉の車の汚れも黄砂同様に水洗いで落としましょう!

 

花粉は、黄砂ほど厄介ではないといえますが、黄砂と同じ時期に飛散することから黄砂と花粉は区別は難しいので洗車方法は、黄砂と同じ方法が良いといえます。

 

また、黄砂同様、花粉もボディに付着したまま、放置するとこびりつき取りにくくなること有ります。

 

春先から初夏までは、車の汚れにとっては嫌な時期で、花粉、黄砂の飛散が多い時期となります。


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