軽自動車の購入の際に、デザインや性能、装備、利用用途、新車価格や値引きなどで車種、モデルを決めると思います。
その他にも軽自動車の車種選びで、1つ気にしていただきたいのが、3年後のその軽自動車のリセールバリュー(残価率)です。
とうするに3年後に売却した際の査定価格、買取相場です。
例えば、新車価格150万円の軽自動車が、3年後の査定が、100万円の車種と200万円の新車価格の軽自動車の査定価格が150万円だとします。
新車購入の軽自動車を3年乗ってどちらも50万円です。もちろん諸経費などもありますが、車両だけでいえば、50万円で乗れることになります。
この際、同じ50万円ですが、リセールバリューは違ってきます。
150万円の軽自動車は、3年後のリセールバリューは約66%です。
200万円の軽自動車の3年後のリセールバリューは、約75%です。
同じ50万円の消費金額でも新車価格の違いでリセールバリューも違ってきます。
数字的には、200万円の軽自動車の方が、得だと言えます。
実際、200万の充実した装備や価値の軽自動車を3年乗って50万円と装備や価値がそこそこの軽自動車を3年乗って50万円では、前者のほうが得ですよね!
リセールバリューは、このように高いほど得な車、軽自動車ということになります。
そこで、ここでは、2020年に販売されている軽自動車のリセールバリューランキングを当サイト独自で調べてみました。
自動車のリセールバリューは、人気と比例すると言われています。
軽自動車の同じく、人気が高い車種、モデルが、リセールバリューが高いといえますが、それだけではないともいえます。
人気=リセールバリューですが、それにプラスアルファが加わることで残価率に差が出るのではないでしょうか?
今の軽自動車市場は、軽自動車人気が後押しして加熱傾向になります。
また、軽自動車の中でも人気のハイトワゴンのN-BOXやタント、スペーシアなどのリセールバリューはどうなのか?
空前の人気で新車の納車が1年待ちのジムニーは・・・
など、軽自動車の3年後のリセールバリューは気になるところではないでしょうか?
これから軽自動車を購入をお考えの方、軽自動車への買い替えを検討している方、購入するならどの軽自動車を選ぶべきか、悩まれている方に、
3年後に高く売れる軽自動車を独自の視点でランキングしました。
新車購入の軽自動車を3年後、車検のタイミングで売却した際のリセールバリューが、高い車種をランキングしてみました。
もちろん、3年の間にライバル車種の発売やモデルチェンジ等で、価値が下がる場合もあります。
その辺の要素は、抜きに今現在、発売されている軽自動車をランキングしています。
64系ジムニーの発売以来、人気が高く、新車購入の納車時期でも最長の軽自動車ではないでしょうか?
新車の購入も待ち期間が長いことからリセールバリューも高くなっています。
今後、納車時期が落ち着けば、中古車価格も下がると予想されますが、ジムニーは、中古車価格の安定感は軽自動車の中でもトップクラスです。
使用用途は、限られルジムニーですが、軽自動車の中ではリセールバリューは高く丈夫な車だという評価も高い車です。
ジムニーは、3年後の売却ではなく、長く乗ってこそ、その価値がある軽自動車ではないでしょうか?
N-BOXは、軽自動車の新車販売台数でもトップの車種です。一番売れている軽自動車がホンダのN-BOXです。もちろん3年後のリセールバリューも高く、高く売れる軽自動車だといえますが、N-BOXは、高グレードのモデルは、リセルバリューが高く、低グレードモデルは、リセールバリューはそれほど高くはないと言われています。
N-BOXカスタムは、特にN−BOXの中ではリセールバリューが高いモデルです。
また、販売台数が多いことから売却時期によっては、査定価格の変動が大きくなることもあります。
ライバル車の動向、モデルチェンジ時期には特に注意が必要な車種だといえます。
スズキハスラーは、軽自動車SUV車として男性、女性にも人気が高い車種で中古車市場でも値下がりが少なく、3年後のリセールバリューは高いモデルです。
デザインも独特でライバル車も殆どないことからハスラーは、安定した人気で新車購入から最初の車検でもそこそこ高い査定が出る軽自動車だといえます。
モデルチェンジもされたことで、購入時期的にもリスクは少ないモデルではないでしょうか?
軽自動車の中では、人気がある車種ではありませんが、オープンカー、スポーツカーとしては人気があるモデルで、軽自動車として価格的にも魅力のあるオープンカーとして中古車でも人気があります。ライバル車のホンダS660が販売終了したことでコペンの中古車価格も安定してきています。
需要が多いモデルではありませんが、流通台数と需要とのバランス面からも値下がり幅は少なく、3年後の売却価格、査定価格もそこそこ安定しています。
希少性、限定的な需要ですが、軽自動車の中ではリセールバリューが高いモデルだといえます。
タントは、N-BOXと並び、軽ハイトワゴンとして人気が高いモデルです。特に女性に人気がある軽自動車で、中古車価格も安定しています。
N-BOX同様、カスタムモデルが人気でリセールバリューが高いといえます。
タントは、安定した人気の軽自動車で3年後の査定価格も予想が付きやすく、高グレードモデルは、査定価格もつきやすいモデルだといえます。
ダイハツのタフトは、軽自動車SUV車、ハスラーのライバル車として発売されましたが、人気面では圧倒的な差が出ていると言わざる終えません。
人気面では、ハスラーに劣るタフトも3年後の売却では健闘するモデル、軽自動車ではないでしょうか?
SUV車人気の後押しもあり、中古車市場でも需要が高いタフトは、3年後の売却化価格も期待できます。
スペーシアも人気の軽ハイトワゴンとして人気がありますが、ライバル車種、NーBOXやタントに人気を奪われていることで3年後の査定価格、リセールバリューは、見劣りしています。デザイン、装備も充実しているスペーシアですが、後人気が伴えば、上位にランクインする車種、モデルだといえます。
今現在は、他社2車種には、リセールバリューは、見劣りしていますが、それほどの差はないと言えます。
ランク | 車種 | グレード | 3年後 残価率 |
---|---|---|---|
ジムニー | XC | 105% | |
N-BOX | カスタムEXターボ | 77% | |
ハスラー | ハイブリッドX | 77% | |
コペン | ローブS | 76% | |
タント | カスタムRS | 73% | |
6 | タフト | Gターボ CB | 72% |
7 | スペーシアギア | XZターボ | 72% |
8 | スペーシア | カスタムXCターボ | 72% |
9 | ウェイク | GターボLTD | 69% |
10 | ワゴンR | カスタムZ | 67% |
※1位のジムニーは、納車待ちが長いため、新車価格よりも高い査定価格が出ている場合もありますが、今後は落ち着いてくると思われます。
軽自動車の中古車は、普通車と比べて年式と走行距離が価格、査定にへの影響が大きいといえます。
特に年式は、軽自動車の査定価格で重要視される項目です。
軽自動車の中古車で一番売れやすいのが、3年落ち、1回目の車検だと言われています。
中古車での需要の多さは、販売価格へと転嫁されます。
3年落ちの軽自動車の中古車は、売られすいので、査定価格も出やすいことになります。
これが、2回目の車検、5年落ちの軽自動車になると価格が下る傾向にあります。
軽自動車はそれほど価格が高くないので、中古車でもできるだけ程度の良い年式の浅いものが選ばれやすく、5年落ちよりも3年落ちの方が年式以上に価格に反映されたすくなります。
したがって、3年落ちの軽自動車の査定価格は、下がりにくく、高値買取が期待できることからも軽自動車は、3年後の売却が、高値になりやすく、売却のタイミングとしてはベストという搭載との見解です。