車庫証明ガイド 必要書類と取り方

車庫証明ガイド 必要書類と取り方

自動車の購入に必要な車庫証明に必要な書類や取り方、書き方と費用などを解説

車庫証明とは

車庫証明は、正式名称が自動車保管場証明書で、自動車を購入する際に適切な駐車スペース、保管場所があるのかの証明書です。

 

車庫証明がないと自動車の購入ができない理由としては、保管場所、駐車場が確保できない方が自動車を所有した場合、路上駐車、迷惑駐車に繋がることが一番の理由と言えます。
保管場所のない車は、駐車スペースがないので自動車を利用しない際の保管場所に困ることは明白です。
車庫証明は、名目上では、「公道での路上地位者をなくすため」です。

 

このような理由より車庫証明(自動車保管場所証明書)1962年より自動車の購入時に車庫証明が必要になったようです。

 

車庫証明とは、自動車保管場所証明書のことで、自動車の購入時、新車、中古車を問わず、所収者が変更する際に、保管場所の確保ができているかを証明する書類です。


車庫証明を自宅の敷地、賃貸駐車場で取る方法

自動車保管場所証明書、車庫証明は、購入する自動車を保管できるスペースが有れば取ることができます。

 

自宅に駐車スペースがあれば、その場所を保管場所で申請できます。

 

また、保管場所がない場合でも所有者の自宅から半径2km以内の場所なら駐車場などを借りて車庫証明の申請が可能です。

 

ここで、問題は、自宅で車庫証明を取る際は、車庫の位置や寸法などを記載した書類の提出が必要になります。
賃貸の駐車場の場合ですと家主に車庫証明の書類を依頼すれば車庫の位置や地図などの書類を頂けると思います。その際の駐車場の月料金の半年、1年分の納付が必要になるのが普通です。
これは、車庫証明を取ってすぐに解約されることを防ぐ目的もあります。

 

このように、自宅の敷地内で車庫証明を取る際には、保管場所の所在図、配置図を書く必要があります。

自宅などの駐車場の場合、申請から警察が現地を見に来ることがあるので、申請したスペースの他の車や駐車にじゃまになるような物を置かないことです。


車庫証明に必要な書類

車庫証明に必要な書類は以下です。

自動車保管場所証明申請書
保管場所標章交付申請書
保管場所の所在地、配置図
保管場所使用権原疎明書面(自分の土地の場合)
保管場所使用承諾証明書(他人の土地の場合)
駐車場の賃貸契約車コピー(賃貸駐車場の方のみ)
使用者の本拠が確認できるもの
収入印紙

 

4番は、賃貸と自分の所有の土地とで違います。
5番は賃貸駐車場の方のみです。

 

車庫証明、自動車保管場所証明書は、多くの書類が必要で、賃貸の駐車場なら家主、管理する不動車会社が用意してくれますが、所有する土地で車庫証明を取る場合は、保管場所の所在地、配置図が面倒な面があります。

車庫証明の取り方

車庫証明、正式名称「自動車保管場所証明書」は、どのように取ればいいのでしょうか?

 

車庫証明を取るためには、上記の書類を揃える必要があります。

 

書類を揃えたらどこに申請するのか?

 

書簡の警察署に車庫証明の申請をします。

 

車庫証明は、警察で取ることができます。

 

書類 自己の書類の土地 賃貸駐車場
自動車保管場所証明申請書
保管場所標章交付申請書
保管場所の所在地、配置図
保管場所使用権原疎明書面 X
保管場所使用承諾証明書 X
駐車場の賃貸契約車コピー X
使用者の本拠が確認できるもの

 

車庫証明に人用な書類は、自分が所有する土地、自宅などの場合と賃貸で借りている駐車場や他人の土地で申請する場合とでは1部書類に違いがあります。

 

車庫証明に必要な費用ですが、普通車で2500円〜2800円前後です。都道府県によって金額に違いがあります。
軽自動車は、車庫証明が必要ない地域も多いですが、500円前後です。

 

また、車庫証明を代行してもらい際には、手数料が必要になることが殆どで、新車購入、中古車購入でも販売店は、車庫証明代行費用を5000円から20000円前後に設定しています。

 

自動車保管場所証明書は、書簡の警察署で申請、申請費用は、2500円前後で、車庫証明が発行されるまでの期間は、地域差はありますが、3日から5日前後だと言われています。

車庫証明に必要な書類の書き方

自動車保管場所証明申請書の書き方

 

保管場所の所在地、配置図の書き方

 

保管場所使用権原疎明書面の書き方

 

保管場所使用承諾証明書の書き方

※警視庁ホームページより

 

以上の記載例を参考に書いていただければ良いと思います。
わからなければ、所管の警察署で聞いて下さい。

車庫証明の取り方 まとめ

車庫証明、自動車保管場所証明書は、普通車を購入する際には、新車でも中古車でも所有者の車庫証明書が必要です。

 

自動車の保管場所がないと自動車の購入はできません。

 

自動車の購入の際には、保有する土地に自動車の保管場所を確保できれば、駐車場料金は発生しませんが、賃貸の駐車場の場合、駐車場料金が、自動車の保有する間、必要になります。

 

また、賃貸駐車場で車庫証明を取る場合、月極料金以外に、車庫証明発行手数料や月極料金の先払いなどが発生することがあります。
自動車の購入価格に加えて、車庫証明を取る費用も余計に必要になることになります。

 

また、車庫証明、自動車保管場所証明書を自分で取る場合は、必要ないですが、殆どの場合、自動車の購入先で代行していただくと思います。その際にも代行手数料が必要になる場合がほとんどです。

 

車庫証明は、絶対必要な書類で、意外に手間の掛かる手続きですので代行してもらうことがほとんどです。

 

車庫証明は、上記の書類を揃えて警察に提出すれば取ることができることや賃貸駐車場の場合、
「保管場所の所在地、配置図」
「保管場所使用承諾証明書」
などは、家主が用意してくれるので簡単といえば簡単に取ることも可能です。

 

自動車の購入の際に、少しでも金額を抑えたいのなら、車庫証明を自分で取るということも考えていいのではないでしょうか?

  このエントリーをはてなブックマークに追加